ZENCHORD1とは
ZENCHORD1は、文字起こしAI「Notta」と連携するAI議事録イヤホンです。イヤホンを装着したまま会議や対面の打ち合わせ、通話を録音し、Nottaを通じて自動で文字起こし・要約まで行えます。提供元はAcalieSmartで、2025年10月30日にNotta連携・一般販売が始まりました。
最大の特徴は、専用レコーダーを机に置く必要がなく、耳に着けたまま自然に記録できる点です。「打ち合わせに集中しながら、記録もしっかり残したい」「据え置き型のレコーダーは持ち歩きたくない」というニーズに応えるウェアラブルデバイスです。
向いているのは、対面の会議や商談が多い人、歩きながらや立ち話の会話も逃さず録りたい人、そして日常的にNottaを使っている/使いたい人です。
装着型ならではの強み
ZENCHORD1がカード型・据え置き型のレコーダーと一線を画すのは、イヤホン型でハンズフリーに使える点です。手元のデバイスを操作したり、机にレコーダーを置いたりする必要がないため、相手に「録音しています」という構えを感じさせにくく、自然な会話の流れのまま記録できます。
移動中や立ち話など、これまで「録っておけばよかった」と取りこぼしていた場面でも記録を残せるのは、装着型ならではの利点です。
実価格:¥26,980の買い切り+Notta連携
ZENCHORD1の本体価格は、2026年5月時点で**¥26,980(税込・一般販売価格)**の買い切りです。月額のかかる本体サブスクではなく、一度購入すればデバイスとして使い続けられます。
ただし注意したいのは、文字起こし・要約そのものはNotta側で行われる点です。つまり料金構成は「本体(買い切り・¥26,980)+ Nottaのプラン」という2階建てになります。Nottaには無料枠もあるため、まずは無料枠と組み合わせて使い始め、文字起こし量が増えてきたらNottaの有料プランを検討する、という進め方ができます。
Notta連携の文字起こし・要約
ZENCHORD1で録音した音声は、文字起こしAIのNottaでテキスト化・要約されます。Nottaはリアルタイムの文字起こしや要約に対応しており、長時間の会議でも後から要点を素早く把握できます。
すでにNottaを業務で使っている人にとっては、使い慣れた文字起こし環境にハンズフリーの録音デバイスを足す形になるため、導入の心理的ハードルが低いのも利点です。逆に、文字起こしの仕組みをデバイス側で完結させたい場合は、Notta前提である点を理解しておく必要があります。
話題性と入手性
ZENCHORD1は、クラウドファンディングのMakuakeで約1.25億円・5,388人の支援を集めたことで注目を集めたデバイスです。その後、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・楽天といった量販店・ECでも取り扱われ、一般販売に至っています。
ガジェットは「気になっても実機を確かめにくい」ことが多いなか、量販店で入手しやすいのは、購入のしやすさという点で安心材料になります。
こんな人に向いている・選び方
- 対面会議や商談が多く、手元を操作せず記録を残したい人
- 歩きながら・立ち話など、据え置き型では録りにくい場面が多い人
- すでにNottaを使っている、またはこれから使いたい人
選び方の軸はシンプルで、「ハンズフリーで対面の会話を逃さず録りたいか」と「文字起こしにNottaを使う前提でよいか」の2点です。この両方に当てはまるなら、ZENCHORD1は素直な選択肢になります。
PLAUDとの違い
同じAI議事録デバイスとして比較されやすいのがPLAUDです。両者はアプローチが異なります。
ZENCHORD1は耳に装着するイヤホン型で、文字起こし・要約はNotta連携が前提です。「ハンズフリーで対面会話を録ること」に特化し、テキスト化は使い慣れたNottaに任せる、という分担になります。
一方PLAUDは、カード型・装着型の本体に加え、録音から文字起こし・要約・AIへの質問(Ask Plaud)までを自社アプリで完結させる設計です。文字起こしの仕組みまで1つの製品でまとめたいならPLAUD、装着型でNotta連携が前提でよいならZENCHORD1、という住み分けで考えると選びやすくなります。録音した内容をChatGPTなどの対話AIに渡して議事録から企画や文章へ展開する使い方は、どちらのデバイスでも有効です。
始め方
- ビックカメラ・ヨドバシ・楽天などでZENCHORD1本体(¥26,980)を購入する
- Nottaのアカウントを用意する(無料枠から始められる)
- イヤホンを装着し、ワンタッチで録音を開始する
- 録音をNottaと連携して文字起こし・要約する
- 文字起こし量が増えたら、Nottaの有料プランを検討する
メリット・デメリット
強みは、イヤホン装着のままハンズフリーで対面会話を録れる手軽さと、¥26,980の買い切りで量販店から入手しやすい点です。すでにNottaを使っている人なら、慣れた文字起こし環境をそのまま活かせます。
一方で、文字起こしはNotta前提のため、本体代に加えてNotta側のプラン費用がかかる場合があります。また、連続使用時間や重さといったハードウェア仕様は公式ページに明確な記載が確認できていないため、長時間の会議で使う想定なら、購入前にバッテリー仕様を公式で確かめておくのが安全です。文字起こし精度は、周囲のノイズや話者との距離にも左右されます。
まとめ
ZENCHORD1は、「録音」と文字起こしAI「Notta」を、耳に着けるイヤホン1つでつなぐデバイスです。本体は¥26,980の買い切りで、量販店でも入手しやすく、Makuakeで1.25億円超を集めた話題性もあります。
ハンズフリーで対面の会話を逃さず記録したい人、すでにNottaを使っている人にとっては、議事録作成の手間を減らす有力な選択肢です。文字起こしはNotta前提という構成を理解したうえで、まずはNottaの無料枠と組み合わせて使い始めてみてください。